きょうだい児の考える事

きょうだい児の色々を書いていきます。

自分と家族のこと

ブログを作ろうと思った時に
他の障害者、きょうだい児に関することを書いている
色々なブログを見て回りましたが

僕はずっと自分が世界で1番不幸だと思っていましたが
他のきょうだい児に比べれば

恵まれていた方だと気付きました。

それは妹の知的障害が外見では分かりづらい事が1番関係しているからだと思います

外見がパッと見で障害者だと分かる場合よりも
よく観察したら挙動がおかしい、受け答えが変などで分かる方が
差別はしにくいのでしょう。

街を一緒に歩いているだけで
好奇の視線に晒されるということはあまり無かったので

一緒に歩いてる時は
ひたすら知り合いに会わないように
信仰してない神に祈るぐらいしか考えた事がありませんでした。

ここが重要なのですが
妹が障害者だから、知り合いに会いたくないのではなく

知り合いに胸を張って妹を紹介出来ない
自分自身の心の醜さが嫌いだったからです。
存在を肯定出来ない自分の小ささが嫌でした


差別や偏見をする相手を毛嫌いしているのに
自分が1番障害者だということにこだわって
差別してしまっている気がして

親や姉、いとこのお姉さん達は
よく妹と出かけたりしていましたが

僕はどうしても怖くてたまらなく
外を一緒に歩いても怖くなくなったのは最近です。


今考えてみると
僕はとても周りの人間に恵まれていたと思います。


親に お兄ちゃんなんだから我慢しろとか
妹は障害者だからお前が諦めろとか
そんなこと1回も言われた記憶がありません

姉は頭が良く 慈悲深い人間で
妹との将来を考え 実家の近所に就職しましたし
妹とも本当に仲が良いので
親も感謝していると思います。

父方の親戚は基本嫌いですが

母方の親戚は皆とてもいい人です。
医療系や幼児教育、障害児教育、社会福祉法人などに就職している人が多く
障害に対して僕よりよっぽど理解と知識と経験があります。

色々なブログを見ていると
親や親戚から疎まれているような記事が多く

味方してくれる人が皆無なブログもあり
本当に精神的に辛く、苦しんでいるのだろうと
記事を読むのが本当に辛いブログも沢山ありました。

昔母が言っていたのですが
妹の特別学級の同級生の保護者の中には

特別学級に子供を入れることを親(障害児からしたら祖父母)
に報告すると、この世の終わりのような反応をされたり

泣きながら健常者と同じクラスに入れてもらえと言われたり
家族としての縁を切りたいと言われたりした人が
少なからず居たそうで

この時代にそんな反応するやついるんだな
フィクションじゃないのか……とドン引きながら母の話を聞いていました。


うちの祖父母の場合は
とにかくポジティブというか、慈悲に満ち溢れていて
「いじめられなくていいんじゃない?」
だったそうです。

無理に健常者のクラスに入れても
幸せになれないと思う。
本人の幸せを1番に考えるべき という

現在80代にしては
とても合理的で優しく納得できる考え方です。

基本的に頭が柔らかいのか
孫が可愛いのか 障害に対して否定的な発言を
した事を聞いたことがありません。

家族や周りにこういう人が多かったので本当に恵まれていたと思います。

ただ、それが恵まれていなかった人に対する
優越感のようなものに絶対にならないように

これからはもう少し周りに感謝して生きていきたい
現実で家族の障害について悩んでいる人がいたら
自分だけでも味方になってあげたい
味方になれなくても、話を聞いてあげたい

ただ、現実で家族の障害の事を話すのは難しいと思うので
まずはネットでブログを始めてみました。

これからも地味に更新していこうと思います。